東京都ホテル旅館生活衛生同業組合

Aブロック長 角田  隆 就任にあたっての抱負

20/08/06

 先日、事務所の片付けをしておりましたら、古い小冊子が出てきました。今の中央区支部の前身となります「日本橋旅館組合」の歩みを記し
たものでした。それによりますと、日本橋旅館組合は大正十四年春に発足。東京旅館組合に加入を勧められておりましたが、営業方針の違いか
らこれに属さず、単独で活動をしていたようです。昭和二年に文部省主催の全国小学校校長会議に係る宿泊旅館の指定を機に東京旅館組合に加
盟。戦争を経て、時代とともに加盟施設の変遷や組織改変を繰り返し現在に至りました。
この中には上総屋工藤由郎様や龍名館浜田次郎様のお名前も散見し、興味深いものでした。当時の世相を反映したエピソードなのでしょう。昭
和十七年浜田様が中心となり、募金活動を展開、その成果として、戦闘機「旅館号」及び高射砲一門を献納した記録がございました。閑話題。
現在、コロナ禍により、我々の業界を取り巻く環境は未曾有の危機的状況と言えるでしょう。先人たちがその時代や環境の変化に対応すること
により、脈々と続けてきた営みを、今後も昇華させていくことができますよう皆さまのお手伝いが出来れば幸いです。
ご指導ご鞭撻ほどよろしくお願い申し上げます。

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